修正会
1月1日 開催
正月の初め、社会の平和と人々の幸福を祈って、 法会を修します。 これを修正会といいます。 無事新年を迎えられたことをご本尊さまに感謝し、この一年すこやかに過ごせるよう元日にはぜひお参りください。
日本最初大聖歓喜天大浴油供
1月7日~1月13日 開催
浴油祈祷とは、絶対秘仏の聖天さまをご供養する独特な祈祷法で、真言密教の修法の中でも秘法中の秘法、最も深秘の法とされております。 「浴油」という文字どおり、清浄な油(胡麻油)に直接浴する所作を行います。
とんど焼き
1月15日 開催
とんど焼きとは、松の内まで飾っていた松飾りやしめ縄、お正月にしたためた書き初め、昨年に授与したお守りなどを、神社や地域の広場・畑などに持ち寄って燃やす(=お焚き上げする)、地域の行事のことです。
節分厄除星祭り
2月3日 開催(年により2月2日)
『厄ばらい星まつり』は、一年の厄を祓い開運招福を祈願する節分行事です。 厄とは、災難や障りが身に降りかかりやすくなると言われる人生の節目のことで、古来より忌み慎む習わしがあり、厄年を迎えると、神仏のご加護をいただいて災厄が身に振りかからないようにとお参りし、年の変わり目である節分にその年々の星を祭って悪事災難を免れるよう、また良い年は一層良くなるよう1年の無事を祈るものであります。
みのお万燈籠
8月14日 開催
全国的に、燈籠に火を灯し先祖の霊を慰める「精霊流し」や「燈籠流し」の習慣があります。 山岳地でもある箕面におきましても天や山より来る精霊を里に迎えいれたと考えられている 箕面独自の伝統と歴史を有する夏の風物詩「みのお万燈籠」があります。 聖天宮西江寺の裏山には「マンドロ山」があり、高山道と呼ばれた里道をのぼり、道中歌わ れる「流暢な道中伊勢音頭」を太鼓拍子につれて、聖天宮西江寺まで下山いたします。
蟲供養万燈会
毎年10月第1土・日曜日 開催
毎年10月第1土・日曜日には境内の蟲塚に供物を捧げ法要する蟲供養が行われます。
「蟲」とは生き物すべてを指し森羅万象を供養するという意味で、今から1350年前、行基菩薩が都や山を行脚された時、腰にさげた壺に虫のなきがらを拾い集め供養したことが始まりと伝えられています。
約600年前の室町時代では、明恵上人 がこれに習って蟲塚を建て毎年供養したと記録されています。明治時代になると、 藤村叡運和尚がなにわの風流人に呼びかけ復興し、昭和14年に関西の虫どころとして西江寺に移り現在に至りました。秋の風が吹き始める季節。茶会、花会、川柳会などがあり風流な一日を過ごします。
秋季大祭
10月15日・16日 開催
農耕の収穫を感謝する祭り。 春祭,夏祭に対して呼ばれる秋季に行われる神祭の総称。 春祭は豊作祈願のための予祝儀礼であるのに対して,秋祭は稲作の実りの恩恵に感謝するものです。
聖天宮西江寺 秋季大祭「天狗まつり」
毎年10月15・16日には聖天宮秋季大祭の「天狗まつり」が開催されます。15日夜に宵宮、16日昼に町内悪魔払い、16日夜に本宮が行なわれます。祭りの起源は定かでありませんが、江戸時代末期にはその様子を記したものが残されています。
からす天狗、役行者、猿田彦など日本の天狗伝説は彼らによるものが多く、その大半は役行者に由来するといわれており、聖天宮西江寺の天狗も役行者が変化したものです。祭りは祭礼委員会と地元の消防団員有志によって行われ、宵宮と本宮の夜は境内に響く太鼓の音と掛け声に合わせ天狗と神楽(獅子舞)が踊ります。「やらまい!!」の掛け声は「やれ舞え、それ舞え!」が起源。天狗や神楽が子どもを追いかけて叩くのは邪気祓い・悪魔払いの意味があり、天狗に叩かれると元気で賢い子に育つ、女性はお尻を叩かれると子宝に恵まれるといわれています。
16日の昼は神楽と天狗が地域の家々を回り、お祓いを行います。天狗まつりは「無病息災」「子孫繁栄」を願う祭りです。